平成30年4月8日(日) 市川市八幡 全日警ホール(市川市八幡市民会館)において「市川市歯科医師会創立70周年記念 市民公開講座&千葉県歯科医師会ブロック別研修会」(高倉克博実行委員長)が山根源之先生(東京歯科大学名誉教授)と井上美津子先生(昭和大学歯学部小児生育歯科学講座客員教授)を講師にお迎えして開催された。当日は好天に恵まれた事もあり、予想を超える210名参加の盛況となった。

講師の山根先生の演題は「口腔がん、早く見つければ怖くない」。1.口腔とその働き 2.口の中にもがんができる 3.口腔がん検診は必要で有効 4.口腔がんを早く見つけるための方法 5.がんを疑う口腔粘膜の変化 6.口腔がん検診の受け方 について話された。特に印象に残ったのは「口腔がんがいつでも誰でも発見し易いがんであるにもかかわらず、口腔・咽頭にがんが出来た場合の死亡率は全体がんの10位である。早期発見で5年生存率が約90パーセントであることから、セルフチェックと口腔がん検診は重要」の部分である。改めて検診の重要性を認識した。

井上先生演題は「妊産婦(妊娠期と出産後)の歯と口の健康サポート」。女性のライフステージ毎の口腔の変化を解説。妊婦はホルモンの関係上歯周病を発症しやすく、歯周病に罹患した場合早産や低体重児の出産の可能性がある。また妊婦の口腔状態が出産後の子供の健康にも影響を与える事から妊娠中期までの歯科健診の必要性を訴えた。

余談であるが今回の会場は葛飾八幡神社内にあり、千本公孫樹(せんぼんいちょう)が国指定文化財の天然記念物である。浅間神社(富士塚)や厳島神社も同じ敷地内にありご利益に預かれる。近くにお越しの折は立ち寄ってはいかがか。

ご参加いただいた市民の皆様ありがとうございました。

今後とも市川市歯科医師会の活動にご期待ください。