口腔心身リエゾン談話会

昨年一つ上の先輩から、「咬合の不調、うまく物が噛み切れないという主訴だが、咬合に問題なさそうで、神経質な感じの患者さんがいるのだけど紹介先は??? 」 という連絡をもらったことがあり、暫くしてから「口腔リエゾン談話会」を紹介しました。また暫くして、11月の「第5回口腔リエゾン談話会」の案内を転送したのですが、談話会の日程が千葉県歯科医学大会の日程と重なっていることが判明… 談話会の座長を引き受けていたので一度は断ったのですが、代わりがいなく、元々Zoom研修だったのでミラマーレで参加。8階廊下でモバイルPCに語り掛けている私を見かけた人もいることと思います。この機会に「口腔リエゾン談話会」の紹介をさせていただければ幸いです。

世話人代表は顎関節症、歯科心身症で有名な和気裕之先生、世話人に、島田 淳先生、玉置勝司先生、岡本彩子先生、仲井太心先生、安田卓史先生そして私が務めています。(立ち上げ時は尾口仁志先生、杉本是明医師にご活躍頂きました)

さて、「口腔心身リエゾン談話会」は、「現在まで、口腔顎顔面領域において心身相関のみられる多くの疾患に対して、原因・ 治療法などが論じられてきた。しかしながら歯科医師単独での原因解明・治療には限界が認められている。 実際の治療に当たっては、精神科・内科・心療内科などの医師、公認心理師、看護師、歯科衛生士などの多職種からなるチ-ムが情報を共有したリエゾンが必要となり、また、原因解明には、神経科学などの基礎医学や社会学者、教育者の知識も重要になってきた。 そして、国民により良い治療をあまねく提供できるようにするためには、公的医療保険で診療できるよう国へ働きかけることが大切であり、そのための科学的論拠(エビデンス)と人材育成が不可欠である。 そこで、「口腔から心身の健康に寄与すること」を目的とし、多くの分野の臨床家や 研究者と共に患者の心身相関を考慮した“連携から協働へ”をスローガンとした新たな 「リエゾン診療」を構築することを目指すために本会を設立することとなった。多くの 分野の臨床家や研究者が集い、それぞれの分野が主役になる談話会を立ち上げ、学問体系をなすべく発足するものである。」を設立の趣旨として、2021年11月に第1回の談話会を開催いたしました。この時の講師は、関西医科大学心療内科講師 水野泰行先生、山形県立保健医療大学教授 安保寛明先生(公認心理師、精神保健福祉士、看護師、保健師)、そして和気裕之先生(みどり小児歯科院長) の布陣でした。その後も医科分野、歯科分野、心理学分野、基礎分野、関連分野の先生にご登壇していただきました。

現在、会の目的として「本会は、「口腔から心身の健康に寄与すること」を目的とし、多くの分野の臨床家や研究者と共に患者の心身相関を考慮した“連携から協働へ”をスローガンとした新たな「リエゾン診療」を構築する」として会員・参加者を募集中です。お興味のある方は、私か‛ oral.psycho.liaison.discussion@gmail.com ’までご連絡ください。

最後に第6回口腔心身リエゾン談話会の予告です!

日時:2024年4月21日(日) 13時~16時30分 Web開催 講師には山田和男先生(東北医科薬科大学病院教授・精神科医)、藤澤政紀先生(明海大学歯学部教授・歯科医師)、坪川正樹先生(つぼ川歯科医院院長・歯科医師,公認心理師)をお願いしております。

おまけの告知…

第70回日本催眠医学心理学会第24回日本臨床催眠学会の合同大会が来年開催されます。催眠医学心理学会の大会長は駒沢大学の八巻 秀教授、そして臨床催眠学会の大会長を私、石井が引き受けます。日時は2024年11月2日(土)〜4日(月祝)、会場は駒澤大学深沢キャンパス、大会テーマは「日本の催眠臨床・催眠研究の過去・現在・未来(仮)」です。来年は日本の催眠研究の父とも言える成瀬悟策先生の生誕100年であり、師を偲んだ鼎談も企画しています。こちらも興味ある方はご連絡ください。

          談話会立ち上げ時世話人(in2022心身医学会シンポジウム)

            八巻大会長と臨床催眠学会 松木理事長を囲んで!